「自律型エンジニア」AI - StreamBIM Day Stockholm 2025

目次

StreamBIM Teamの写真
StreamBIMチーム

#3 - CONSIGLI : より良く、より速く、より安く、そして二酸化炭素排出量を削減するエンジニアリングを行うAIエージェント

 

StreamBIMは、ご要望の多かったConsigli AIのプレゼンテーションの録画版をリリースできることを嬉しく思います。 ヤンネ・アース=ヤコブセンコンシグリASの創設者兼CEO。

コンシグリAS
は、ノルウェーを拠点とする技術系スタートアップ企業です。 2020. を使用しています。 人工知能と数理最適化 は、不動産、建築、建設それらの業界の橋渡しとなる存在とし、建築計画と設計をサポートしています。 コンシグリの製品はStreamBIMと統合でき、お客様のCDEやソフトウェアエコシステムに大きな付加価値をもたらします。 

発表は#3。 StreamBIM Day ストックホルム2025 コンシグリ社が開発した最先端の人工知能システム「Autonomous Engineer(自律型エンジニア彼女)」を紹介しています。この洗練されたAIエージェントは、建設業界向けに、初期段階のエンジニアリング業務の自動化を目的として設計されています。

コンシグリのヤンネ・アース・ヤコブセンCEOの肖像

ヤンネ・アース=ヤコブセン

コンシグリAS創設者兼CEO

ノルウェー出身の起業家であり技術者でもある彼女は、AEC(建築・エンジニアリング・建設)業界のAIによる変革に取り組んでおり、イノベーションや持続可能性に関する講演者として高く評価され、広く求められている業界のオピニオンリーダーです。

収録日:2025年5月22日 

言語英語

字幕日本語 

主なテーマとポイント

1.自律的なエンジニア彼女とは

 
  • 通常、人間のエンジニアが行う学際的な技術設計作業を行うように訓練された、人工知能を搭載したエンジニアリング・エージェント。
  • 彼女は建築家ではありません, しかし 複数のエンジニアの役割を代替 設計の初期段階で。
  • 彼女は、従来の決定論的なソフトウェア手法ではなく、 統計的手法、大規模言語モデル(LLM)、物理ベースのAIなどの確率的(ストキャスティック)AIモデル を活用しています。


2.なぜこれが重要なのか


  • 建設業界では 世界の資材の40% を消費しており、極めて非効率的です。
  • 従来型のデジタル化(たとえばRevitなど)は、生産性や持続可能性の大幅な向上にはつながっていません。
  • 時間単位の料金体系やユーザーごとのソフトウェアライセンスに基づくビジネスモデルは、効率化へのインセンティブを損ないます。


3.自律型エンジニア「彼女」の能力


  • これは StreamBIMのようなプラットフォームから建築モデルを分析し、モデルと記述された仕様との不一致を特定しリスクを警告します。
  • 建物のレイアウトを最適化します(例. ホテルの客室や駐車場の増設)、使用可能な空間を最大化し、無駄を省きます。
  • 能力は 建物の設備設計(機械・電気・配管など)を 2日間で 入札対応IFC/BIMモデル (モデル成熟度指数300)を生成する。
  • 持続可能性、防災設備、音響、荷重計算など、完全なドキュメント一式を生成する。
  • 2D図面からの作業も可能で、 完全に調整されたBIMに変換できる。
  • 一般的に 材料使用量を20%削減コストと二酸化炭素排出量を削減し、市場投入までの時間を短縮します(例:1年早く賃貸・販売が可能)。


4.価値とビジネスモデル


  • 開発業者やゼネコンに対して 大きな財務上の利益を提供するが、コンサルタントではありません。
  • このAI彼女は "同僚 "として販売 毎月のライセンス料が必要です。
  • 重視されているのは、Autodesk Revitのような専用ソフトウェアではなく、 IFCなどのオープンスタンダード である。
 

5.人間とAIのコラボレーションと制約


  • 現在は、保険の制約により、 詳細な設計業務 には対応していない。
  • 人間のエンジニアを完全に置き換えるのではなく、 支援することを目的として設計されており、 単独で動くのではなく協働型である。

自律型エンジニア「彼女」は、建築業界に変革をもたらすツールとして位置付けられており、より迅速・低コスト・持続可能なプロジェクト成果を実現します。従来のエンジニアリング手法やソフトウェアのビジネスモデルに挑戦し、人工知能がプロジェクト開発における信頼性の高い、効率的な“協働者”となる未来を推進します。


自律型エンジニアAIは、StreamBIMを中心としたCDE(共通データ環境)やソフトウェアのエコシステムに自然に組み込むことができる。



StreamBIMとConsigliのAIを組み合わせることで、プロジェクトの真のデジタル効率化がどのように実現できるかにご興味がありましたら、ぜひご連絡ください。

ja日本語