#8 - データ中心のワークフローから価値を生み出すスウェーデンNCCビルディングの取り組み
これはStreamBIM Day Stockholm 2025のプレゼンテーション#8で、北欧のゼネコンNCCがどのようにデジタル作業方法の開発に取り組み、イノベーションが実際にNCCに付加価値を生み出すようにしているかを見ています。

マグヌス・ニルソン
スウェーデンNCCビルディング、BIMエバンジェリスト兼シニアプロジェクトマネジメントスペシャリスト
収録日:2025年5月22日
言語スウェーデン語
字幕日本語
主なテーマとポイント
役割と焦点
NCCのデータエバンジェリストとして、TotalBIMとデータインフォームドプラクティスに注力。
TotalBIMのコンセプト:
スウェーデンのイェーテボリにあるチャルマース工科大学が開発。
コンセプトの段階からデジタルツインの提供まで、継続的に発展する連携モデル。
図面とモデルを分離したハイブリッドワークフローからの脱却。
カジ16プロジェクトからの洞察:
設計者の早期参画と現場チームとの緊密なコミュニケーション。
プロジェクト全体で責任を共有することで、品質と信頼が向上します。
全体的な実行モデル(Chalmers):
戦略、イノベーション、組織、技術導入のフレームワーク。
最大の課題は組織文化とワークフローであり、技術ではありません。
オブジェクトベースの情報:
正確性と信頼性を高めるため、集計レポートからオブジェクトレベルのデータへシフト。
生産適応モデル:
設計者、サプライヤー、現場スタッフのコラボレーションにより、構築可能なモデルを作成。
コミュニケーションとコラボレーション:
サイロ化した業務を、透明性のある情報の流れと共同での問題解決に置き換えます。
増分価値:
データインフォームドに向けた一歩一歩が、測定可能な価値を高めます。
BIMは単なる技術ではなく、効率と節約を促進するコラボレーションです。
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